中古で家を買うなら不動産会社選びが重要!
家を買おうと思った時に、多くの人は気に入った家を探すでしょう。新築の場合はその家の売主から買うのがほとんどなので、その方法でも問題ありませんが、中古の場合は少し見方を変えることができます。
個人が売主となる中古物件の場合は、どこの不動産会社でも同じ物件を扱っている場合があります。
そのため、家探し以上に不動産会社選びが重要になってくるのです。
中古物件の仕組み
まずは中古物件の販売の仕組みですが、大きく分けると2つのパターンがあります。気に入った家がどちらのパターンがで対策が変わります。
不動産会社が売主の場合
不動産会社が個人から物件を買い取って、再販売しています。特にリノベーションマンションに多いですが、この場合はその不動産会社からしか買えない場合もあります。しかし売主に直接交渉することになるので、金額交渉をしたり、仲介手数料が取られないメリットがあります。
不動産会社が売主ではない場合
不動産会社が個人、または法人から物件を預かって仲介しているケースです。この場合は同じ物件でも複数の不動産会社が仲介している場合が多いです。どこの不動産会社を通しても買うものは同じであれば、自分と相性と良い不動産会社に相談するのが良いでしょう。
良い不動産会社の選び方
不動産会社選びは相性が大切です。大きな買い物ですので、信頼できる会社から納得して買いたいですよね。ただし大きい会社だから絶対大丈夫、小さいから不安というわけではありません。重視する条件ごとに不動産会社の選び方のポイントをご説明します。
多くの物件を見たい場合
物件探しを始めたばかりで、条件も絞り切れていないなら選択肢の多い会社に相談するのが良いでしょう。特に中古マンションの場合は、仲介専門で大量の物件を取り扱っている会社が多くあります。
何か気になるマンションがあったら物件名で検索をしてみてください。ホームページでその物件を紹介している会社は仲介専門の可能性が高いです。そのマンション以外の相談にも乗ってくれるので、一度連絡してみましょう。
エリアが絞れている場合
ここに住みたいというエリアが絞れているなら、地元の不動産会社に足を運んでみるのが一番です。古くて小さな会社だと不安に思うかもしれませんが、地域密着の不動産会社は地元の情報にはかなり精通しています。
その物件の売主についても知っている場合もありますのでいろいろと相談がしやすいです。あまりしっかりしたホームページを持っていないところも多いので、電話か直接足を運んで問い合わせることをおすすめします。
金額重視の場合
不動産会社の中には仲介手数料の割引を謳っている会社があります。売買の仲介手数料は馬鹿にできない値段がしますので、初期費用を抑えるならそういった会社を選びましょう。物件によって割引ができる率は違うことが多いですが、その分他で取られるわけではないので大丈夫です。
複数の会社が同じ物件を取り扱っている場合は、ホームページ等を見て仲介手数料で相談先を決めるのも手です。
不動産会社が売主の場合も仲介手数料はかかりません。物件の選択肢は減りますが自社販売をしている不動産会社のホームページには目を通しておいた方が良いです。
不動産会社はサービスで決める
特に自社で物件を持っていない不動産会社は、扱っている商品は他所と同じなのでサービスで勝負するしかありません。それが情報量か、知識か、割引かは会社によって違いますが、選ぶ側としては何社かみて決めることをおすすめします。
気に入った物件があればそれを他の会社に持ち込んでみてもいいのです。不動産会社選びで、不動産購入は大きく変わりますので、慎重に選ぶようにしてください。